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今回はエコタンク搭載のEPSON EW-M770Tのメンテナンスボックス(廃インクタンク)の交換です。
このプリンター、購入して約1年半。とても重宝しています。
最近、液晶表示部に「メンテナンスボックスの交換時期が近づいています!」の表示が出る様になりました。
インクジェットプリンターでは必ず発生する「廃インクタンク」の交換時期のお知らせです。
従来のプリンターはEPSONでもCANONでもこの症状の場合メーカーでの有料修理が必須でした。
しかし、EW-M770Tはユーザーで簡単に交換可能です。しかも本体購入時に予備のタンクが付属で1個同梱されています。
純正品番:EWMB1
で先日、ついに「メンテナンスボックスの交換」のメッセージが出てプリンターが使えなくなりました。
交換手順は画面に順次出てくるので誰でも簡単にできます。
必要な工具は小さめのマイナスドライバー1本のみです。
【交換手順】
①プリンター背面のメンテナンスボックスの蓋を外します。
②メンテナンスボックスを引き抜きます。
③新品のメンテナンスボックスを差し込みます。
④蓋を元通り閉めます。
⑤終了ボタンを押して完了です。
たったこれだけで終わりです。
すごく簡単です。
外したメンテナンスボックスの処分方法は「使用済みインク」と同様にリサイクル処分して下さい。
▶回収サービス/リサイクル|サポート&ダウンロード|エプソン
★★★メンテナンスボックスの購入はAmazonが安くて早いですね。
(注)「純正品」と「汎用品」が売ってますが汎用品は当たり外れがあるようです。
購入するならエプソン純正品をおすすめします。
※印刷枚数の多い人2個買いがいいと思います。
➡ EPSON 純正エコタンク用 メンテナンスボックス EWMB1
<メモ>
★従来のインクジェットプリンターの「廃インク吸収パッド」の交換は自分では出来ない。
かつて手持ちのCANON MP600の廃インクパッドの洗浄に挑んだ事があります。
内部カウンターのリセットは怪しいソフトで可能でしたが、物理的なパッドの交換は無理でした。イメージ的には廃インクを貯めておくスポンジが入ったタンク的な物(レーザープリンターの廃トナー受けのような物)が内部にあって、それを綺麗に洗浄すれば再利用できるのかな?と思ってプリンターを全バラしてみました。
見つかったのはプリンターのロア(底面)ボディー全体の隙間という隙間に細かく敷き詰められたフエルト素材のパッド(それも接着されていました)。そのパッドに廃インクがビッシリと吸い込まれていました。つまり廃インクパッドとはプリンターのロアボディー全体の事でした。試しに屋外でロアボディーに直接水道のホースで水をジャブジャブかけてインクを洗い流せないかと試しましたが2時間流しっぱなしでもインクは止めどなく流れだしてきます。結果あきらめました。メーカーさんは通常修理の半額程度でパッド交換をしてきますが、どうしてるのかな?強制吸引と乾燥して終わりとか?・・。と思ってしまいました。
EW-M770Tは自分的には過去最高のプリンターです。