家電>掃除機>ダイソン
今回のお題は「ジャンク品のダイソン」です。
有名な「ダイソン クリーナー」を安く修理できるか。
圧倒的な吸引力と言われて信者が多いですね。
一度は試しに使ってみたいと思っていましたが、ちょっと高価で今一つ購入に至っていませんでした。
さて今回は、ジャンク品が偶然2台(タダで)手に入ったので、使えるかどうか試してみました。
2台とも「DC26」。7~8年前のモデルのようです。
外観はそれほど痛みは無く割れなども見当たりません。
同じDC26ですが、デザインが少し違いますね。
マニアが見ればきっと赤いのがOOモデルだ黄色いのがOOモデルだとか判るのでしょうが、今回はどうでもいいです。
まずは動作テスト
それでは「ジャンク DC26 1台目(赤色の方) 動作テスト」です。
スイッチON:シーン・・・動きません。当たり前か・・・。
もう1回スイッチON:・・・ダメです。
パワーブラシも回転しません・・。
さて、掃除機によくあるホース内の断線や接触不良は?って事でホースをグニャグニャと揺すったり引っ張ったりしてみます。・・・反応なし。うーむ1次側通電なしかコントロール基盤の故障かな?
ここで私のポリシー?
「ジャンク品を直すのに当たり前の費用をかけたら負け。」
「高額な有償部品を購入する位ならジャンクのまま葬ろう。」
「ジャンク品には手間かけても金かけるな。」
「元々手元に無かった品物だから勿体ないと思うな。」・・思いますけどね。
細かくチェックしてみる。
もう少し、じっくり見てみましょう。
DC26には電源スイッチが2箇所あります。本体後部とホースの手元スイッチです。
ダイソン素人の私は?でした。本体後部が主電源で手元が操作電源なのか、どちらでも共通(どっちでもON)なのか・・。さっそく説明書をダウンロードしましょう。
うーん・・。これを見てもイマイチよく解りません。みなさん解りますか?
本体スイッチONは必須なのか、否なのか。正常品なら押してみればすぐに結論出るのですが、今回は不動品です。(結局、あとで解りましたけどね。)
いきなり動いちゃった?
ここで朗報?です。あれこれ電源スイッチをいじってると突然動き出しました。
直った? いや、すぐに止まりました。 ん?あれ? またカチカチやってると急に動く時があります。でもすぐに止まる・・。
本体電源スイッチの接触不良か?やっぱり分解必要か?めんどーだな。
でも、この本体スイッチ、押しても保持されず戻ってくる。もう1台も同じです。
オルタネイト型スイッチにしては感触がすこし違う気がする。ただのタクトスイッチ(モーメンタリタイプ)みたいな気がするなあ・・・。よくわからんけど。
ネットで調べても、この部分について詳しく触れているものが見当たりません。
いきなりですが「直りました」
一気に結論まで飛ばします。なぜならスイッチは分解も何もせずに直りました。
電源入らないダイソンは、コンセントプラグが怪しい。
原因は、1次側電源コード(コードリールの事)のコンセントプラグ根本の半断線でした。本体の分解はめんどうなので心の中で「きっと原因は他にあると言い聞かせて」他の部分を調べたら見つかりました。
問答無用でプラグをぶった切って、あまり物のプラグキャップに交換しました。
元のプラグは外観上は何も痛みも変形も無いので解りにくかったですね。
この純正のプラグの雰囲気が「iphoneのLightningコネクタ」っぽい?(私感ですが・・)
あれってよく断線しますよね。外人さんはこの部分、重要視してないのかも?
と、勝手に解釈しています。
今回、このタイプ↑のプラグはあえて使いませんでした。
なぜって「掃除機に使うとすぐ割れるんです。マジで。」
なので、少々不細工ですがゴムタイプの小型を使いました。(実は余ってたので・・・。)
電線はちゃんと圧着丸端子使って、なおかつコードを引っ張っても端子に力が加わらない様にゴムキャップの中で固定してあります。
なんたって奥様は電気屋さんの想定外の無理な使い方を平気でしますからね。
問題の電源スイッチですが、本体側スイッチと手元スイッチは両方同じ働きをして、どちらでもON/OFF出来る仕様でした。つまり本体側電源スイッチはモーメンタリタイプだったと思われます。
ダイソンクリーナーは修理代が国産に比べ高めです。
ダイソンに修理に出すと、コード交換でも10000円位になるようです。(国産だと、たぶん6000円前後でしょうか、部品代がだいたい3000円位ですから)
元の持ち主さんは、きっと電気屋さんに診てもらって基盤交換なら2万円はかかるよって言われたんじゃないのかな?(想像ですけどね)
無事、動くようになりましたので、フィルター類をエアーガンで綺麗に掃除して我が家で活躍してもらいましょう。掃除機の樹脂ボディーやダストタンクの内側は綺麗に水拭きしてから自動車用ワックスで仕上げると汚れが付きにくいですよ。
さて、次はDC26ドナー2台目に続きます。
<次回記事>