たまたま手に入ったMacBook(故障品)で遊んでみました。
ドナーは
MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008)
Intel Core 2 Duo(2.0GHz)プロセッサ
メモリーは4GB
HDD故障(160GB)
OSX(10.5?)のインストールディスクなし
アルミボディの綺麗な筐体です。
私はMac大好きユーザーではないので別のOSを入れて遊んでみたいと思います。
(とか言いながらこのブログはiMacにBootcampでWin10入れて書いてますが・・。)
OSはLinuxかWindowsか?
【Linux】
世間の人達は古いMacにLinuxをインストールして再利用している方が多いみたいですね。OSが軽くサクサク動くと好評です。
しかし相性や日本語化にこまごまと問題があり個々に修正が必要なようです。
Linux・・何度かXPのPCに入れて使ってみた事はあります。
起動不能PCのデータ救出にUbuntuのLiveCDは今でも良く使っています。
<メモ>
Live CD(ライブCD)あるいはLive DVD(ライブDVD)とは、ハードディスクドライブやSSDなどの内部ストレージにインストールすることなく、直接OSを起動させることができるCDやDVDである。
しかし私はLinuxは全然詳しくありません。ターミナルからどうのこうのってのもよく解りません。ddコマンドでHDDコピーくらいしか使ったことがありません・・・。
うまく動けば面白そうです。不具合が出たら対処方法がわかりません・・。
【Windows】
特に説明もいらないでしょうが、入れるならWindows7かWindows10ですね。
ただし今回はMacOSが無い状態ですからWindows単体でのインストールになります。
本体がCore2:2.0GHz Momory:4GBですのでWindows10は重くないかな?
入れてみないとわかりませんね。
<メモ>
Windows10の無料配布は表向きには終わってますが、実は今現在も無料アップグレードは可能です。Windows7又は8.1⇒Windows10へアップグレードとなります。
Linux系を試してみる
まずはLinux系です。
あくまでも動作チェックですのでHDDにインストールはせずにCDブートでテストです。
ダウロードサイトからisoイメージを取り込みDVDに焼いてテストしてみました。
有名なubuntuから試してみました。しかしうまく起動しません。
なにかエラー表示が出て途中で止まったままです。
別バージョンなら動くのかもしれませんが今回はパスです。
軽快です。Mac風のデスクトップですね。
日本語入力が・・出来ません。
追加インストールと設定で日本語化は可能のようです。
Windows風のインターフェースで動作も軽快でいいかもしれません。
無線LANもOK
日本語入力は追加インストールが必要のようです。
結構好印象です。
個々に不具合を修正していけば結構使えるPCになるのでしょうがLinux素人の私には荷が重いというか面倒ですね。
Windowsを試す (Windows7編)
王道のWindowsをインストールして試してみました。
余ってた正常なHDD(SATA160GB)に換装してのテストです。
・まず Windows7Pro 64bitをインストールしてみました。
インストール作業はいたって普通です。
・事前にWindowsのディスクをDVDドライブに挿入した状態で「optionボタン」を押したまま電源ON、しばらく待つと画面上に起動ドライブのアイコンが出てきます。
・HDDとCDのアイコンが並びます。CDを選択してインストール開始です。
ここから先はWindowsPCのインストールと全く同じ操作になります。
・HDDのパーテーションを構成する。
今回は全領域をCドライブにしてインストール開始。
問題無く終了してWindows7が起動してきました。
ただMac独自の起動音「ジャーン!」が最初に鳴ります。うるさいです。
消せません。(BootcampでMacOSと共存状態ならMac側の設定で消せるのですが今回はWindows単体インストールですので出来ません。)
なんかいい方法あるのですかね?
Windows7で動作チェックしてみます。
デバイスマネージャーを見ると2つ「!」が付いてます。
ディスプレイアダプタも「標準 VGA グラフィック アダプタ」になっちゃってます。本当は「NVIDIA GeForce 9400M」のはずです・・・。
無線LAN・Bluetoothは正常に使えます。
音量調整もOKです。
IMEも問題なく使えます。「半角/全角」キーは「caps」キーが代用になってました。
「@」マーク入力可能です。
キーボードのCDイジェクトボタンは使えません。
しかしPC>CDドライブ>右クリック>取り出しでイジェクト可能なので問題なしです。
動きも普通で特に重いって事はありません。いい感じです。
普通のWindowsPCの様に動きます。
デバイスの認識の問題は後で考えましょう。
Windows10にアップグレードしてみる。
Windows10にアップグレードしてみました。
途中でプロダクトキーの入力を求められますが、無視して「過去にこのPCにwindows10をインストールしたことがある」とすみっこに書かれている項目を選択するとインストールが続行できます。(実際は初めてインストールなんですけどね・・マイクロソフトさんの御好意に甘えて何台もこれで10を入れてます。)
アップグレードも問題なく進んで完了しました。
デバイスマネージャーは7の時と同じ状態です。
まずは、グラフィックドライバーをNVIDIAのサイトより落として当てます。
参照サイト:http://www.nvidia.co.jp/Download/Scan.aspx?lang=jp
コプロセッサというなんだかわからないデバイスはネットの情報よりinfファイルをインストールして解決です。
参照サイト:http://miya99.blog.fc2.com/blog-entry-131.html
残るBuilt-in iSigth(カメラ?)のドライバーもネットで探して当てました。
参照サイト:http://www.driverscape.com/download/apple-built-in-isight
これで一通りのドライバー当たりました。
次はWindows10を最新版に更新してみます。
鬼門のwindows10creators updateです。
参照サイト:
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
これも問題なくアップデート完了です。
後は念のためにwindows10の高速スタートアップを無効にしておきました。
参照サイト:Windows10 高速スタートアップは曲者、無効化は簡単。
動作検証してみる
Core2+4GBの為、軽快とは言えませんが遅くもありません。
カメラ、スピーカー、DVDドライブ、バッテリー充電、無線LAN、bluetooth、USBポートは全部機能しています。
トラックパッドも使えますが、タップと右クリックが存在しません。当然2本指クリックで右クリックの機能もありません。
bootcampのwindowsなら設定に右クリック設定があります。
(2ボタンUSBマウスなら右クリックは当然使えます)
【キーボード】
「command」⇒「windows」
「caps」⇒「半角/全角」
「delete」⇒「backspace」
【カスタマイズモード】
「Shift」+「再起動」でカスタマイズモードで起動します。
システムの修復(復元)やセーフモードが選択できるモードですね。
これも問題なく使えました。
致命的な欠点はなさそうです。
ただこれだとMacBookである必要は全然ないですね。(笑)
ネット閲覧専用機としてなら十分利用できます。
しばらく子供のyoutube再生専用として使ってみる事にしました。