DIY>修理>ヘアードライヤー
今回もヘアードライヤーの修理です。
嫁が騒いでいます。
「ドライヤーを使ってたら焦げ臭い匂いがして止まった!なんとかして!」
・・・どうやら故障したみたいです。
前回は別のドライヤーの電源コードの修理を記事にしましたが今回のドライヤーは内部で何かが壊れた(?)みたいです。
嫁がうるさいので
さっそく修理にチャレンジしてみました。
分解してみる
今回のドナーはこのドライヤーです。
スイッチを入れても全く動きません。
なんか焦げ臭いです。
さっそく分解してみました。
今回は電源コードに断線の気配はありません。
ハンドルの折りたたみ部分の配線が怪しいです。
配線の保護をしているビニールのカバーが溶けています。
焦げ臭い原因はここの様です。
よく見ると何本か束になっている電線の一本が切れかかって焦げています。
ドライヤーの持ち手の折りたたみ部分で半断線を起こして過熱して焼き切れた様です。
ボディー側に焦げた跡があります。
この断線を直せば動きそうです。
<注意>
※真似する人は自己責任で行ってください。
※当方では責任は持てません。
電線の補修
<補修の流れ>
切れた配線をつなぎ直すのに作業がやりにくいので本体側を殻割りします。
白い配線が1本切れています。
ジャンク配線から同じような太さの配線を準備しました。
※ドライヤーは消費電力が大きいので細い電線を使うと危険です。
必ず元の電線以上の太さの電線を使用しましょう。
切れた線にはんだ付けで新しい線をつなぎます。
熱収縮チューブで保護します。
スイッチ側に残っていた切れた線を除去して新しい線をスイッチにつなぎ直して完了です。
切れた線(白い線)を全部交換しても良かったのですが、あいにく余ってた線(黒い線)の長さが足りなくて途中でつなぐしかありませんでした・・・。
配線の束を元と同じように狭い隙間に無理の無いように収めて、ボディを組み直して終了です。
この部分の配線はドライヤーを折りたたむ度に無理のかかる部分です。
頻繁に折りたたんで片付ける人は要注意ですね。
焦げたビニールチューブは除去して変わりにハーネステープを巻いておきました。
動作テスト
◆通電テスト:スイッチオンで正常に動きました。
◆折り曲げテスト:通電状態でハンドル部分を何回か折りたたんで止まらないか確認。
◆連続運転テスト:5分くらい最大熱量で連続運転をして修復した箇所に異常な発熱が無いか確認。
変な発熱もなく無事に直りました。
必要な道具
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