<家電/リモコン修理>
暑くなってきましたねー。夏ですねー。
今回はエアコンのリモコンが急に動作しなくなった場合の自宅で出来る簡易チェックと修理方法です。
液晶表示は正常に表示しているか?
エアコン用リモコンの多くは、液晶表示部がついていますね。まずはこの部分が正常に表示されているか否かで対処方法が変わってきます。
【表示なしの場合】 まずは電池の確認(基本です)
・電池の残量はテスターがあれば完璧ですが普通は無いですよね・・。電池チェッカーとかあればいいんですが、まずは新品に入れ替えましょう。
・電池電圧は 1.3V以上は必要でしょう。
【表示なしの場合】 電池を入れる所の電極を確認する。
・電池の両端に接触する金属のバネ端子が電池の液漏れによって、腐食したり粉が付着したりしていませんか?カッターや小さなマイナスドライバーで金属表面をこすってキレイに磨けば直る場合が多いですよ。
【表示ありの場合】 赤外線が出てるかチェックする。
・正常なリモコンの先端部を携帯(スマホ)のカメラ越しに見て、リモコンのいずれかのボタンを押すと発光部がピカピカ点滅します。
※iphone5sのカメラはダメです。アンドロイドは見れました。
赤外線が出ていて、エアコンが反応しない場合、エアコン本体側の赤外線受光部の故障の可能性(大)です。この場合は受光部交換になります。
素人さんは電気屋に修理依頼しましょう。
玄人さんはセンサーだけ秋月とかで買って交換しましょう。
( ↓ 部品屋で売ってるセンサー )
秋月電子通商のHPは「ココ」から。
【表示ありの場合】 リセットを試す。
・リモコンによってはリセットスイッチが付いている物があります。(爪楊枝の先で押す小さな穴が電池ボックス周辺にあると思います。)これを押すことで復活する場合があります。
・リセットスイッチが無い場合は、一旦電池を外した状態で「運転入」ボタンを10回位押してから電池を戻すと直る場合もあります。(三菱に多い)
表示も出ず、まったくダメな場合はリモコン修理になります。
・古い電池の液漏れがひどくて、基盤の腐食が激しい場合は分解しても直らない場合が多いので、あきらめて新品を購入しましょう。
・リモコンをたたいたり、ひねったりして一時的に動作する場合は、電極部のハンダ割れかもしれません。ボディーを殻割してハンダ補修してみましょう。
ハンダ補修は自分でも出来ますよ。
これで直るなら、やらなきゃ損です。
★分解修理はこちらへ
純正リモコンは高額なものが多い。
エアコンの純正リモコンは液晶パネルが付いているせいか、テレビのリモコンに比べて値段の高いものが多いです。(8000円~10000円位するものもあります。)
ヤフオクなどで安い中古を探すのもいいですが、程度の良し悪しが不明ですので、あっさりと汎用リモコンを購入することをお薦めします。
※お掃除ロボット付きなどの場合。一部の機能が使えなく場合があるので注意が必要です。
▼【Amazonで人気の汎用リモコン】
汎用エアコン用リモコン購入時の注意
汎用リモコンは色々なメーカーから発売されてます。13社対応とか書かれていて、ほとんどの国産メーカーに対応してますが、ここで注意が必要です。
※エアコンの年式に注意※
汎用リモコンの対応リスト表をしっかりと見ると、1993年以降OKとか1997年以降OKとかが記載されています。
おおむね20年位前の機種から現在の機種となります。古いエアコンをお使いの方は年式を確認してからリモコンを購入しましょう。
(エアコンの年式は室内機の下面か側面に型式や主要諸元が書かれてるシールに記載されていますよ)
まとめ
エアコンはテレビと違ってリモコンが無いと本体側では応急運転しか操作できないので、これからの季節はリモコンは必需品になりますね。電池まわりをチェックして改善しなければ、あっさりと購入しましょう。
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