DIY>LED照明>玄関灯交換
今回は玄関灯の交換です。
両親から玄関の照明を「自動で点くタイプに交換してくれ」とリクエストがきました。
夕方帰宅した時に暗くてカギを開けるのに都合が悪いからとの事です。
そりゃそうですが、「贅沢は敵だ・・」と思いながら「ハイハイ」と引き受けました。
自動で点灯する照明・・人感センサー付照明(センサーライト)ですね。
1.センサー付き器具に交換する。
2.既存の器具にセンサーだけ追加する。
今回は玄関なので「見た目が重要」なので「1.器具ごとの交換」にします。
車庫や納屋なら私の場合は迷わず「2」を選択します。
現状の照明器具
【元々の照明(LED照明です)】
東芝ライテック:LEDB87939L(S)-LSX 消費電力 6.1W
スクエアなデザインで悪くありません。もったいないなあ・・
玄関照明の固定方法は?
玄関照明の固定方法は、おおむね二通になります。
1.直接壁面にビス止め(木ビスかコンクリートビス)
2.埋込スイッチボックスにビス止め
「埋込スイッチボックスって?」
一般家屋の壁面にスイッチやコンセントなどを取り付ける為に、あらかじめ壁内に埋め込んでおく規格寸法のボックスです。
ネジ穴位置が規格で決まっていますので、メーカー問わずスイッチやコンセントが固定出来ます。
【一例です。↓】
これらの使い分けは、住宅を建てる際に取り付ける照明器具に応じて工務店さん(電気工事屋さん)が選定します。
小型の器具の場合は直接ビス止めが多いですね。
少し大きめの器具の場合はボックス埋込になりますね。
【大型器具の例 ↓】
こんなのですね。
我が家の場合は小型でしたので、直接ビス止めでした。
玄関灯の取り外し
照明器具の形状によりますが、カバー類を外せば固定ビスが見えますので壁面から外す作業自体は簡単だと思います。
1.カバーを外す
2.固定ビスを外す
3.電線を外す
3の電線の取り外しは必ずスイッチオフの状態で行ってくださいね。
※電気工事士の免許が必要です。DIYは自己責任で行ってください。
電線はVVFの2芯線が壁から出て、照明器具の接続端子に刺さっていると思いますが、この端子から電線を抜く方法が、未経験の人は分からないかもしれません。
【VVFケーブルの外し方】
接続端子には抜け止め解除穴が各々開いてます。
小型のマイナスドライバーを差し込んで少しひねると電線を保持している銅板が開いて電線が抜けます。(少々コツが必要ですが力まかせはNGです。)
写真は説明の為に取り外し後の器具を机の上で再現しています。
実際は壁からぶら下がった状態での作業になります。
電線が抜ければ完全に器具は壁から外せます。
★ポケットに常備してると超便利な小型マイナスドライバー
※一般的な精密ドライバー(眼鏡のネジ等を回すやつ)より少し大きめのドライバーです。
電気製品の分解以外でも普段の生活でコレ1本持ってると凄く役に立ちます。
万能ツールです。
私は小型手帳のペン刺しの所に入れて、胸ポケットに常備してます。
・先端が程良く小さいからプラスドライバー代わりにもなる。
・万が一、通電箇所に触れても持ち手が樹脂だから感電しない。
・先端が薄いから何かをこじ開けるのに使える。
・段ボールのフタを開ける時にカッター代わりになる。
・簡単な穴あけに使える。
・ホッチキスの針はずしに使える。
・掃除の時、細かい場所の汚れを削ったり、掻き出したり出来る。
人感センサー付照明器具の選定
人感センサー付照明器具には、いくつかのパターンがあります。
1.人感&明暗センサー付き
(周囲が暗い時だけ人に反応して点灯する。)
2.人感&明暗&タイマー付き
(暗くなったら点灯し明け方まで点灯保持している。)
3.人感&明暗&タイマー&常夜機能付き
(暗くなると薄暗く点灯し人に反応すると全灯する。)
防犯上、真っ暗になってほしくない場合は2や3のタイプがいいでしょう。
購入時には、ご自分の用途にあったタイプを選びましょうね。
今回、私が選んだのはこれです。
▼DAIKO アウトドアライト(LED13W・昼光色) 人感センサー搭載 DXL-81089B
<仕様>
・ランプ:LED13W・昼光色6500K
・定格光束:820ルーメン
・人感センサー:ON/OFFタイプ
元の照明同様にスクエアなデザインの物にしました。
購入先はAmazonです。(その時、一番安かったので)
電気工事不要のソーラー式バッテリー内臓タイプが激安でヤフオクや通販で売ってますが、買わない方が賢明だと思いますよ。お金を捨てるようなものです。
玄関照明の取り付け
取り付けは、外した逆の手順になります。
1.壁面に取付座をビス止めする。
2.電線を端子に刺す。
3.カバー(本体)をベースに取り付ける。
とても簡単に取り付け出来ました。
木ビスの位置も、ほとんどの器具は同じピッチで空いてますので、改めて穴を開ける必要は少ないですね。
人感・明暗センサーの調整
この照明器具は動作選択スイッチが2箇所ありました。
▼スイッチ1:「8H・6H・ON/OFF」
・8Hモード
明るい時(消灯) 暗くなる(100%点灯)8時間後(消灯)明るくなるまで人に反応(100%点灯)
・6Hモード
明るい時(消灯) 暗くなる(100%点灯)6時間後(消灯)明るくなるまで人に反応(100%点灯)
・ ON/OFFモード
明るい時(消灯) 暗くなっても(消灯) 人に反応(100%点灯)60秒後に消灯
・強制ONモード
玄関内の壁のスイッチをONF→OFF→3秒以内にONで1時間強制で点灯
▼スイッチ2:「テスト・明・暗」
・テストモード
明暗関係なく人の反応エリアチェック時に使用
・明モード
夕方、まだ明るいときから点灯させたい時
・暗モード
夜、暗くなってから点灯させたい時
私は、スイッチ1は「ON/OFF」 スイッチ2は「暗」に設定しました。
(近くの電柱に街灯があるので常夜点灯は不要ですから。)
人感センサーは角度が左右に270度回転します。
今回は真正面でOKでした。
実際の写真
カタログスペックではLED13W・昼光色6500Kとなってます。
その通りで凄く白色で明るいです。センサーの反応もバッチリでした。
玄関からかなり離れていても反応するので、足の悪い母親が夜間に歩くのに足元が明るいので喜んでいます。
これから冬になると、もっと暗く雪が降ると足元が悪くなるのでこの時期に交換してよかったです。
玄関のセンサーライトの取り付け、比較的簡単ですので皆様も試してみて下さい。
※電気工事士の免許が必要です。DIYは自己責任で行ってください。
おまけの情報
既存の照明器具にセンサーだけ追加する場合
こんな商品が売ってます。
一般的な屋外用センサーライトのセンサー部分だけの商品です。
見た目を気にしない場合は激安でセンサーライト化できます。
センサーは3線式ですので配線も簡単です。
(参考までに配線図はこんな感じ)
固定方法は、適当に考えて下さい。
(所詮後付けですから・・)
実は納屋用に一個買っちゃいました。
そのうち付けたいと思ってます。
おしゃれに後付したいなら、こんなのもあります。
白熱電球から交換したいならこれが便利です。
古い電球と入れ替えるだけでセンサーライトになるお手額な優れものです。
(口金26mm:従来の裸電球と同じサイズです。)
以上おまけの情報でした。
玄関灯は色々なデザインの物がありますね。
かっこよくてお安い物を検索して見て下さい。